サッカーアナライズ ~育成世代のためのサッカー動作分析~

鍼灸師・整体師でもある私Allyがサッカーをしている子供たちの身体の使い方によるケガの撲滅及び飛躍的な技術の向上、運動能力向上を解剖学・運動学観点より分析し、発信していきます。

サッカー 子供のやる気

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ウチの子、サッカーに対してヤル気が感じられないんですー。

 

たまに子供のお母さんから訴えられます。

 

ヤル気って何なんでしょうか?

四六時中サッカーの事を考えてたり、練習にも意気込んで行ったり、常に話すことはサッカーのこと。。

簡単に言ったら、上記の様な子供はサッカーに対してヤル気がありますよね。

 

しかしそんな子は一握りです。

 

確かにサッカーが楽しい!と思う事は大切ですが、四六時中はなかなか難しいですよね。

あのスペインですら、ジュニア世代の子たちは家に帰ってから自主練をする事はないらしいので、親としてはヤル気の基準をしっかり持つ事が必要ですね。

 

それはそうと、ヤル気はやっぱり必要ですよね。

何故出ないのか?

それは何かがうまくいかないから。

ドリブルなのか、1対1なのか、試合なのかわかりませんが、おそらく何度練習してもうまくいかないからではないでしょうか?

 

ドリブルが出来ない子供にコーンを並べて、ただスピードを求めてジグザグにドリブルさせていませんか?

シュートの下手な子供にゴールへ蹴り込む練習をしていませんか?

 

上記はNOです!

 

サッカーは足を使いながら、1秒毎に周りの環境が変化するスポーツです。

ドリブルでも、相手の重心がどこにあるのかを見て判断しないといけないし、パスでも左から右へ突然変更する必要があったりします。

ただ単に決められたコースをドリブルしたり、来たボールをゴールへ蹴り込むようなシュート練習はしょせん練習のための練習になってしまいます。

 

それではヤル気は出ませんよね。

 

どんな状況下でも自分の判断に直結するような動きが瞬時に出来ると、おそらくサッカーがより楽しくなると思います。

 

要は瞬時に思い通りに動かせる身体を作る事がサッカーの上達、さらにはヤル気アップへと繋がる訳です!

 

思い通りに動かせる身体のための練習はコーンドリブルやリフティングでもひと工夫加えるだけで全く違うモノになります。

例えば、ドリブルにもアウトサイドのみや腕を回しながらなどの制限を設けたり、リフティングでもインサイドだけといった感じで、教える側がしっかり意図を持って行う事が必要です!

 

子供のヤル気はきちんと思い通りにボールを扱えれば必ず出てきます!

思い通りに動く身体作りを念頭に練習しましょう!

 

これには運動神経が良い・悪いという話にもなってきます。

興味のある方はぜひ下記もご覧下さい。

soccer-analyze10.hatenablog.jp